レンディングサービスへの期待

これまで日本のフィンテックはPMIと決済ばかりが盛り上がっていると個人的には感じていましたが、レンディング分野で期待の会社が出てきました。

jp.techcrunch.com

 

中小企業向けの融資をITを使って行うクレジットエンジンです。事業内容は記事に譲りますが、これまでレンディング分野はアメリカのレンディングクラブを筆頭に欧米では発達してきた分野です。

www.lendingclub.com

日本では融資は銀行などの金融機関が一般的。自分も経験がありますが、融資を申し込むと履歴事項全部証明書、印鑑証明、税務申告付き決算書数年分、資金繰り表など(他にもたくさん)を提出(しかも紙ベースで笑)、担当者とのやりとりだけで軽く1ヶ月近くかかってしまう。とくに中小企業だと、事業にリソースを振り分けないといけないにも関わらず、金融機関への対応で相当な時間を費やしてしまいます。クレジットエンジンを使うと、融資金額は金融機関と比べると少額ですが、審査時間はなんと10分〜15分。はや。オンライン上のデータ(下図参照)を使い、信用調査を行います。便利!

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(引用:Tech Crunch

 

でも、不安なことがひとつだけあるんです。融資を必要としている中小企業のおじさんがオンラインバンキング、クラウド会計、ECをやっているのかなって・・・もしやっていなかったら使えないじゃん泣

一方、じゃあシード段階のベンチャーが使ったらどうなの?エクイティを使わずに持分を保持したまま資金調達できると思いましたが、事業がまだほとんど進捗していないわけだから審査通らない。

ということはクレジットオンラインを使う利用する会社は、オンラインバンキングやクラウド会計などを使っている少額の融資を必要とする企業ということです。

金利はまだまだ高いのですが、こういうサービスが広がるといいな〜。